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JMRA九州・沖縄地区ブログ

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九州民家塾 in 大牟田・荒尾レポート

5月17日(日)、天気にも恵まれ、大牟田にて、九州民家塾と、JMRA(日本民家再生協会)九州・沖縄地区の総会をしました。遠くは東京からJMRA会員の方の参加もあり、24名集まりました。

 今回の民家塾のテーマは、「大牟田の産業遺産」です。

 みなさんご存じのように、世界遺産への動きが活発になっているので、私たちの他にも、団体の見学も多くいらっしゃいました。ボランティアガイドさんに付きっきりで案内していただいた上に、各所では、別個のガイドさんもいて、かなり突っ込んだお話を聞かせていただきました。むちゃくちゃ面白い内容でした。この日から休日限定で公開が始まった「三川坑」も見学することができました。
IMG_7270s.JPG
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[左]宮浦坑 斜坑へ入坑するための人車の前で
[右]敷地内に立つメタセコイヤ。このメタセコイヤ達が堆積して地層化し
   たものが、石炭になっているらしい
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[左]宮原坑と、石炭専用の線路跡。
   ここには、当時の世界最新鋭の排水ポンプ(デビーポンプ)が設置され、
   そのおかげで、坑内に出てくる地下水を汲み出すことが可能となり、
   地下水の多いこの土地でも採掘が可能となった。
[右]宮原坑の竪坑の解説(画像をクリックすると拡大)
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[左]宮原坑の竪坑
[右]万田坑。ちなみに、ここは熊本県荒尾市
IMG_7270s.JPG
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[左]万田坑の竪坑の内部から、上屋を仰ぎ見る。
    竪坑のエレベーター?の昇降速度は、1分で270mと、とんでもないスピード
[右]民家塾終了後、石炭産業科学館にて地区総会を開催。
    この科学館の中でも、面白い展示がたくさん見られる

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中国人殉難者の慰霊碑

運営委員の皆様、計画から準備、当日のお世話とお疲れ様でした。おかげさまで、有意義な時間を送ることができました。印象的だったのは、三井三池炭鉱には”ボタ山”がないことでした。また、宮浦抗跡に中国人殉難者の碑があり、そこには、三井三池炭鉱には2481人の中国人が連行されそのうち635名が死亡したとありました。また、戦後は事故で一酸化炭素中毒死者が〇〇人出たこと、いまも後遺症で苦しんでいる人がいることなど炭鉱産業の興隆の陰にはこのような悲しい歴史があることも忘れてはいけないと思います。
  • from 松枝正幸 :
  • 2015/05/28 (23:03) :
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