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JMRA九州・沖縄地区ブログ

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福岡 / 金唐革紙展 6/27~7/29

 00e98220.jpeg  今年の4月から一般公開がはじまったばかりの、炭鉱主住宅・旧蔵内邸で、金唐革紙の名品が九州初公開されています。
 旧藏内邸で使われた壁紙「金唐革紙」と同様の技術で現在に再現された「金唐紙」の作品展です。重要文化財復元品や鹿鳴館の復元品などの屏風や額絵など約30点を見ることができます。蔵内邸の建物、庭園の豪華さ、細工も必見です。
右の画像をクリックすると、PDFファイルでチラシをご覧いただけます。
[会  期]  6月27日(木)~7月29日(月) 
       9時30分~16時30分  *休館 火曜日・水曜日
[場  所]  築城町旧蔵内邸
        福岡県築上郡築城町深野396
        TEL0930-52-2530
[入館料]  一般300円   小中学生100円

◆旧蔵内邸◆
この邸宅は明治20年に建造されて幾度かの増改築を経て大正9年完成に至る。当時、全国ベスト10の出炭量を誇った、炭鉱経営者 蔵内次郎作・保房親子の住宅兼接待所。現存する1炭鉱主の住宅では最古といわれている。建物の中でも18畳間が二部屋続く大広間は炭坑主の住宅では最大であり、茶室も含め池庭を望む建物群は接客を重視した構成。柱材は台湾ヒノキ、舟(弓)形天井や格子天井は屋久杉をふんだんに使用。また各部屋の繊細な細工が施された欄間は見事。また照明、ふすまの引き手等細部にいたるまで手の込んだ細工が施され、仏間の壁紙には当時の最先端の金唐革紙が用いられている。増築時の棟梁は山田村四郎丸(豊前市)の中江九壽で、地方大工棟梁の高い技量がうかがえる。http://chikujo-rekishi.jp/guide-4/

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