JMRA九州・沖縄地区ブログ
JMRA九州・沖縄地区ブログ
カテゴリー「イベントの報告」の記事一覧
- 2025.04.20
[PR]
- 2013.08.27
九州民家塾 in 八女 レポート
- 2013.05.31
九州民家塾 in 山鹿 レポート
- 2013.03.13
九州民家塾 in 大分 レポート
九州民家塾 in 八女 レポート
- 2013/08/27 (Tue)
- イベントの報告 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
たいへん遅くなりましたが、前回(7月28日開催)の民家塾の報告です。
今回は、茶の国「八女」へ出かけました。
まずは、八女伝統工芸館で和紙すき体験。はがきや名刺に、思い思いに草花をレイアウト。
鉄板で乾かしている間、工芸館の中を案内してもらいました。
「八女福島仏壇」や「久留米絣」、「久留米竹細工」の匠の実演も見ることができました。
お弁当を食べながら、自己紹介TIME。次回の民家塾で講師をしてくださる馬場さんからも一言いただきました。西日本新聞の案内をみて、今回初めて参加してくださった方も。
昼食後は、福島の街並み散策。ガイドは、NPO八女街並みデザイン研究会の中島さんです。街並み散策だけでなく、建物の中にも入らせていただき説明も受けました。
そのひとつ、「このみ園」というお茶やさん、真黒な板壁が斜めになっていて、不思議なファサードをしていました(中央上)。その内側にはカウンター(中央下)。茶葉の色、お茶の色を調べる「拝見場」だそうです。日中どの時間でも変わらぬ光線を屋内にとりいれ、茶の品質を確認していたとのこと。現在この「日除け」が存在するのは、ここだけ。
最後に、山鹿灯篭の和紙を唯一作っている松尾さんの和紙工房へ。午前中は鉄板で乾燥させましたが、木目がうつりにくいイチョウの板で乾かすなど、昔ながらの工法を引きついでいらっしゃいました。
散策するのには少々暑くはありましたが、充実した内容となりました。

今回は、茶の国「八女」へ出かけました。
まずは、八女伝統工芸館で和紙すき体験。はがきや名刺に、思い思いに草花をレイアウト。
鉄板で乾かしている間、工芸館の中を案内してもらいました。
「八女福島仏壇」や「久留米絣」、「久留米竹細工」の匠の実演も見ることができました。
お弁当を食べながら、自己紹介TIME。次回の民家塾で講師をしてくださる馬場さんからも一言いただきました。西日本新聞の案内をみて、今回初めて参加してくださった方も。
昼食後は、福島の街並み散策。ガイドは、NPO八女街並みデザイン研究会の中島さんです。街並み散策だけでなく、建物の中にも入らせていただき説明も受けました。
そのひとつ、「このみ園」というお茶やさん、真黒な板壁が斜めになっていて、不思議なファサードをしていました(中央上)。その内側にはカウンター(中央下)。茶葉の色、お茶の色を調べる「拝見場」だそうです。日中どの時間でも変わらぬ光線を屋内にとりいれ、茶の品質を確認していたとのこと。現在この「日除け」が存在するのは、ここだけ。
最後に、山鹿灯篭の和紙を唯一作っている松尾さんの和紙工房へ。午前中は鉄板で乾燥させましたが、木目がうつりにくいイチョウの板で乾かすなど、昔ながらの工法を引きついでいらっしゃいました。
散策するのには少々暑くはありましたが、充実した内容となりました。
PR
九州民家塾 in 山鹿 レポート
- 2013/05/31 (Fri)
- イベントの報告 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
今回は「八千代座」の見学と昨年秋に開湯したばかりの「さくら湯」を施工者である野中さん、構造設計者である川崎さんに解説をしていただくというスペシャル企画。というわけで、今回の参加者は43名にものぼり、近頃の民家塾では最多の参加数でした。
この日は、お天気にも恵まれ、まだ5月だというのに気温が夏なみに上昇する中、まずは、「八千代座」の見学からでした。八千代座(写真)は、明治43年に建築された江戸時代の伝統的な芝居小屋の様式を今に伝える芝居小屋です。国の指定重要文化財でもあります。
まずは舞台にあがって役者気分になりながら、客席の見学。
それから、2階の桟敷席に上がり、舞台を眺めました。その桟敷席は持ち出し梁で支えられており、建設当時は支える柱の数も少なく(現在は黒の補強柱が追加されている)、今よりも収容人数が多かった当事を考えるとよく落ちなかったものだと驚きました。
九州民家塾 in 大分 レポート
- 2013/03/13 (Wed)
- イベントの報告 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
先日3月10日(日)、大分にて「九州民家塾」を開催しました。



まずは、九州大工志の会(大工育成塾の卒業生の会)と合同で、
由布市にある石場建てで作られた大工さんの自邸を見学。
工事写真を見ながら、完成までのお話や工夫された点をお話しいただきました。
壁土は敷地内の土を使用されており、上塗りは普通の漆喰ではなく、
土漆喰、砂漆喰という仕上げを施されていました。
リビングを通る30㎝角の大きな梁が印象的でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
午後からは、別府へ移動し登録有形文化財の「聴潮閣」へ。
「聴潮閣」は、昭和4年、大分県政財界の第一人者であった高橋欽哉が、
大分県別府市に住居兼迎賓館として建てた近代和風建築です。
こちらは現在、由布院美術館と姉妹館になっており、
湯布院で没した放浪の詩人画家「佐藤溪」の作品の展示も行われていました。

建物は、現在手に入らないタイヒ(台湾桧)を贅沢に使った造りになっています。
洋間には、小川三知のステンドグラスがはめ込んでありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後は、「聴潮閣」からすぐ近くの「別府市中央公民館」へ。
こちらは、別府市有形文化財に指定されており、県内最古の鉄筋コンクリート造の建物です。



近代建築らしくアールを多用したデザイン。
階段室のステンドグラスや丸窓、建具の金物などレトロで素敵な空間でした。
今回の民家塾の参加者は、20名程度。
午後からは風が強くなり、急に冷えてきましたが、
そんなことを忘れるくらい魅力的な建物に釘付けになった民家塾でした。

北島
まずは、九州大工志の会(大工育成塾の卒業生の会)と合同で、
由布市にある石場建てで作られた大工さんの自邸を見学。
工事写真を見ながら、完成までのお話や工夫された点をお話しいただきました。
壁土は敷地内の土を使用されており、上塗りは普通の漆喰ではなく、
土漆喰、砂漆喰という仕上げを施されていました。
リビングを通る30㎝角の大きな梁が印象的でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
午後からは、別府へ移動し登録有形文化財の「聴潮閣」へ。
「聴潮閣」は、昭和4年、大分県政財界の第一人者であった高橋欽哉が、
大分県別府市に住居兼迎賓館として建てた近代和風建築です。
こちらは現在、由布院美術館と姉妹館になっており、
湯布院で没した放浪の詩人画家「佐藤溪」の作品の展示も行われていました。
建物は、現在手に入らないタイヒ(台湾桧)を贅沢に使った造りになっています。
洋間には、小川三知のステンドグラスがはめ込んでありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後は、「聴潮閣」からすぐ近くの「別府市中央公民館」へ。
こちらは、別府市有形文化財に指定されており、県内最古の鉄筋コンクリート造の建物です。
近代建築らしくアールを多用したデザイン。
階段室のステンドグラスや丸窓、建具の金物などレトロで素敵な空間でした。
今回の民家塾の参加者は、20名程度。
午後からは風が強くなり、急に冷えてきましたが、
そんなことを忘れるくらい魅力的な建物に釘付けになった民家塾でした。
北島
最新記事
(06/30)
(11/21)
(09/16)
(08/04)
(07/13)
カレンダー
プロフィール
HN:
MINKA九州男(みんか.くすお)
性別:
非公開
自己紹介:
民家が好き、民家を残したい
木造の技術を次代へ
いろんな思いの人が集まってます
NPO日本民家再生協会
九州・沖縄地区運営委員会
〒811-3216
福岡県福津市花見が浜1-4-18(株)住幸房内
TEL 080-3952-0646
FAX 0946-21-5077(悠山想内)
E-mail minka2012_jmraqr@yahoo.co.jp
木造の技術を次代へ
いろんな思いの人が集まってます
NPO日本民家再生協会
九州・沖縄地区運営委員会
〒811-3216
福岡県福津市花見が浜1-4-18(株)住幸房内
TEL 080-3952-0646
FAX 0946-21-5077(悠山想内)
E-mail minka2012_jmraqr@yahoo.co.jp